Pilipinas Cebu Island
突然日本語が少しできるフィリピン人から声をかけられた。
片手にはなにらかのペンダントを握っている。
「サメノ歯ネ。5000ペソダヨ」
と商売を始めた。
当時のハオは旅行経験が浅く、
しかもサメの歯に興味をしめしてしまった。
「高いな…」
とつぶやくと、フィリピン人は
「幾ラナラ買ウ?」
と聞いてきた。
当時のレートで5000ペソを日本円にすると15000円ぐらいだった。
そこはわざと少なめに
「1000ペソはどうだ?」
と聞いてみた。
「OK!OK!」
とあっさり交渉成立して、ペンダントを手に入れることができた。
しばらくして、空港のお土産屋で眺めていたとき、ある物に目が止まる。
購入したペンダントとまったく同じものが売っていたのだ。
「1000ペソで得したかな?」
と値札の方を見る。
するとショックを受ける。
150ペソだったのだ…
850ペソも騙し取られたショックは大きかった。
いい教訓となった。
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